活動報告
2016年 NPO研究会活動報告
6月18日、日本の野菜研究に続くNPO研究会の第2弾として研究を行ってきた「白湯の研究」の成果を報告するための報告会を開催いたしました。
白湯研究会は、2014年12月から当初は有志を中心に研究を行い、2015年8月から正式に「白湯研究会」として22名のメンバーが集まり発足しました。ここ数年白湯飲み健康法に関する報道や本があちこちで見かけるようになりましたが、研究会メンバーは、全員が日本アーユルヴェーダ・スクールの生徒でもあることから、アーユルヴェーダの古典書に基づいた白湯の研究に着手しました。
副校長でアーユルヴェーダ医の及川先生をリーダーとして、熱々の白湯に始まり、湯冷まし(3/4に煮詰めた物)、1/8に煮詰めたものなど様々なタイプの白湯を約220名の方に実際に飲んでいただき、アンケートをとり、それを古典書と照らし合わせた結果をまとめました。
報告会では、結果の発表のみならず参加者の皆さまにも「水道水の常温」「熱々の白湯」、
「3/4に煮詰めた湯冷まし」、「1/8に煮詰めた湯冷まし」を実際に飲んでいただき、その場でもアンケートをとってみました。リーダーで現在インド留学中の副校長及川先生もSkypeを通してライブで報告会に参加しました。
ただのお水がその沸かし方、飲むタイミング(1日の中で)、温度、季節などを変えることによって、身体への影響がはっきりと表われることに参加者の皆さん大変驚いておられました。
※白湯研究会で研究した内容は、2016年4月に「白湯の処方箋~実験してみました」という
冊子にまとめました。ご購入希望の方は、こちらへ。
後日談:
現在インド留学中の副校長及川先生は、インドでもこの白湯研究会の結果を発表し、大変高い評価を得たといううれしい報告も入っています。